こんにちは、テツヤです。
8/24(月)AM10:00からやっとUAスポーツマスクが通常販売が開始されましたね。
アンダーアーマー UAスポーツマスク
「アスリートのためにつくられたパフォーマンスマスク」
「呼吸がしやすく、快適なフィットで、スポーツに最適」
私もこのアンダーアーマーのコピーに騙されたというか本当に快適なのか気になっていたので、実は第2回予約販売で購入していました。
まだ届いて1度も使ってなかったのですが、今回通常販売開始に合わせて実際にこのスポーツマスクを使ってみることにしました。
まずはUAスポーツマスクについての説明から。
アンダーアーマー UAスポーツマスクとは?
- アスリートのために作ったパフォーマンスマスク
- 呼吸がしやすく、快適なフィットで、スポーツに最適
- 3層構造
外側:撥水加工、肌触りの良いファブリック素材
中間:通気性の高いポリウレタン製フォーム
内側:冷感素材アイソチルが涼しさを持続 - 手洗いができるため繰り返し使用可能
- 速乾性にも優れる
- 専用のキャリーバッグ付
- 価格3,300円(税込)
マスクした状態で激しい運動ができそうな期待感はあります。
底辺ランナーとしては実際に装着して快適に走れるのかを試したいですが、まずは装着してみての感想です。
実際に装着してみた(フィット感、サイズ感、他)
- 自分は顔が小さめなのでS/Mサイズを購入
- サイズはちょうどよく、頬と顎にフィットする感じ
- 素材が肌触りよい
- 立体構造ポリウレタン製フォームで呼吸がしやすい
- 空間があるので普通のマスクよりは息苦しくない
- 見た目がなかなかカッコいい
- 内側のタグを外さないと使えない
装着する前に内側の邪魔なタグを外します。
タグが縫い付けてある糸をカッターナイフ等で慎重に切って外しました。
おお、これはなかなかのフィット感です。
内側の素材もなめらかで肌触りがよく普通に付けてるだけなら快適です。
ただ、UAスポーツマスクがスポーツに最適だなんて言い過ぎだと思います。
UAスポーツマスクを激しい運動に使うのは避けたほうがよいです!
- 二酸化炭素を吸い込み低酸素状態に陥る
- 顔面温度も上昇し熱中症のリスクが高まる
どれだけ通気性が高く、涼しさが持続できる素材を使ったとしても所詮マスクなので激しい運動をするとマスクの内側に溜まった二酸化炭素を吸い込むことになり、呼吸数や心拍数が増え、低酸素状態に陥ることになります。
また、普通のマスク同様、顔面温度も上昇し熱中症のリスクも高まります。
アンダーアーマーは、呼吸がしやすく、快適なフィットでスポーツに最適と言っていますが、猛暑の時期にこれを鵜呑みにして装着するとかなり危険です。
では実際にマスクを装着した状態で、ゆっくりのペース、普通のペース、速いペースで走ってみましょう。
UAスポーツマスクで2km走ってみた!
普通のペース
実際にUAスポーツマスクを装着して2kmをジョグしてみました。
6分切るぐらいのペースで走ろうと思ったらそこまで息苦しくなく、5分ちょっとのペースで走ることができました。
ゆっくりペース
インターバル後もUAスポーツマスクを装着して2kmスロージョグしてみました。
負荷をかけたあとでしたが、7分ちょいのゆっくりペースなので問題ありませんでした。
ジョギングペースなら普通のマスクやBuffのようなフェイスカバーを着けるより息苦しくなく走れます。
見た目がカッコいいのでジョギング用に持っていても悪くはないです。
UAスポーツマスクでショートインターバルをやってみた!
実際にUAスポーツマスクを装着してショートインターバル200m×20本(rest 1分)をやってみました。
ショートインターバル 前半(1~10本)
UAスポーツマスク装着した状態では前半の10本目で若干低酸素状態に陥り、マスクを外さないと走れなくなりました。
前半200m区間のペースは?
前半 3:39→40→30→43→33→38→33→42→30→47
ショートインターバル 後半(11~20本)
後半はUAスポーツマスクを外しました。
外すと酸素を取り込めるようになり、前半より若干速いペースを維持できました。
後半200m区間のペースは?
後半 3:23→48→28→34→36→51→36→40→30→48
前半の途中からrest 1分間のジョグがほぼ歩きになるぐらいハードでした。
インターバルのような激しい心肺機能を使う運動ではそもそもマスクは不要です。
屋外なので他の人との間を2m空ければマスクなしで問題ありません。
UAスポーツマスクはガチランナーさんには必要ない思います。
それでもカッコいいと思う人や激しい運動に使わないという人やお金があり余ってる人は買って損はないと思うので買いましょう。
こんな人はUAスポーツマスクを買いましょう!
- コロナ禍から運動不足で走り始めた人
- ジョガーの人
- 1kmを6~7分ペースで走る人
- カッコいいと思う人
- フィット感、肌触りを重視する人
- 3,300円(税込)が高くないと思う人
- 普段使いする人
アスリートのためにつくられたパフォーマンスマスクというコピーではありますが、本当に激しい運動をするときは低酸素状態に陥るため危険です。
また、酷暑の時期に装着すると熱中症の危険もあります。
そもそもマスクなんて不要と思っている人には3,300円を払ってまで買う必要はないです。
今使ってるマスクやフェイスカバー等を常備して必要なときだけ使えばよいと思います。
- Buff 山中教授が広めました!
- フェイスカバー息苦しくないUVフェイスカバーC型
これを付けたまま「こりゃ多摩ラン10km」を走りました! - プラケット Buffやフェイスカバー内に装着すると楽です!
激しい運動をする人にはUAスポーツマスクは不要です!
- マスクの内側に溜まった二酸化炭素を吸い込み低酸素状態に陥る
- 顔面温度が上昇し熱中症のリスクが高まる
- 屋外での運動なら他の人との距離を2m空ければマスクなしでOK
UAスポーツマスクがスポーツに最適なんて言い過ぎです!